CLIENT トヨタ自動車株式会社
PROJECT メッセナゴヤ2023
VENUE ポートメッセなごや

地域特化型展示会である「メッセナゴヤ」において、トヨタ自動車の企業ミッションと出展内容を結びつけて理解してもらうためのストーリーと場を設計しました。
企業プロモーションの場自体から環境配慮していく視点と、地域を牽引する企業としての姿勢を示しました。
「幸せの量産」という企業ミッションから、量産の場である「工場」をベースに、来場者の気づきや発見を促す場と循環を提案。自動車の生産時に生み出される端材が、メッセナゴヤでの空間活用やトヨタ主催イベントでの什器活用、そこからリサイクルフローへという循環のストーリーを設計。
イベントならではのリユース部材とトヨタのもつ端材の掛け合わせにより、「トヨタならではの環境にやさしいイベント空間」を実現しました。
加える装飾ではなく、機能的意匠によりリユース・リサイクル率を大幅に増やし、展示空間としてもクライアントの要望に沿った空間設計を行ないました。
本案件の取り組みの中身を開示するスペースを作り、来場者にサスティナブルへの取り組みに対して気づきのきっかけを提供し、どの企業でも真似できるようにブースへのサスティナビリティ実装のレシピを公開しました。

CREDIT
プロデューサー 本間一翔、川口太希
デザイナー 鈴木慧
プロダクトマネジメント 長井亮太
サーキュラーデザインルーム 鈴木亮介
外部協力 ごみの学校