CLIENT 野村不動産株式会社
PROJECT PROUD TOWER IKEBUKURO

本案件は、南池袋に建つマンションギャラリーの設計です。
本体施設の立地特性として、ショッピング、グルメの集積地であり、文化・芸術が交わる多様性の街であり、計画敷地内の広場や、周辺環境の緑地の自然要素が豊富な立地であることがあげられます。
実利性、効率を重視し、シンプルで機能的なデザインを好む、30-40代の共働きの夫婦をターゲットとしています。
これらの2つの特性から、空間構成や与える印象のテーマを設定することが、本体施設(本体を再現したモデルルーム)への接続として、相応しいと考えました。

空間構成のデザインテーマは、Black × Natural Material
Black は多様性の表現として、色が混ざり合うイメージと高級で、洗練、大人、かつシンプルなイメージがあり、
高級感とシンプルさを併せ持つ、黒をベースとした内装デザインとしています。
また、その空間の各所に緑を配置することで、混じり合う多様性の中に自然の風合いが合わせ持つイメージを表現しました。

展示空間の入り口は、本体マンションの共用部で採用されているガラスと和紙を大型壁面に施すことで、
上品さとモデルルームへの期待感を演出しています。
シアターでは体験者が囲って見下ろす事ができる円形シアターと、湾曲シアターの2面構成とすることで、
より没入体験を味わうことが出来る構成となっています。

CREDIT
プロデューサー 李 静燕、藤原 三郎、村上 楓
デザイナー 原 慎太郎
グラフィックデザイナー 宮崎 淳