CLIENT パナソニック オペレーショナルエクセレンス株式会社
PROJECT CEATEC 2024
VENUE 幕張メッセ

AIやIoT、技術ロボットなどの先端技術を発表する展示展示会「CEATEC2024」において、パナソニックグループブースを企画設計から施工までトータルプロデュース致しました。

パナソニックグループが独自性としているパナソニックのAIは、『人によって創られ人に寄り添う有機的な存在であること』を体現すべく、我々はクリエイティブコンセプト「FUSION TO ACT」を策定。
彼らから生み出される技術や思考、新たな価値など「幸せのチカラ」が理想の社会を創るアクションへ。
さらにはこの場所で人とテクノロジーという多様な「融合」により体験価値を創造し、「物と心がともに豊かな理想の社会実現」へ繋がるよう体験設計しました。

展示の中心となったPanasonic×AI開発事業には、Responsible AI(人に対して責任あるAI)とScalable AI(人に対して素早く届けるためのAI)という大きく2つの考え方があり、「人間のための、人間による、人間に寄り添うAI開発」が行われています。
それらを踏まえブースでは、従来AIに対して持たれがちな『無機的な印象』ではなく、『有機的な存在』であることを照明と風によって表現。上部造作には微かに揺れ動くファブリック、壁面のグラフィックではAI開発に携わる従業員を掲出し、それぞれから創出されるシナプスをグラフィック全体に行き渡らせることで、人によって創られているAIであることを強調。

中央のステージではCEATEC2023で好評だった従業員の皆様による等身大で語るトークセッションを実施。
本年は、協業パートナーなど関わるステークホルダーの方々にもゲスト出演頂き、より多くの方に関心を頂けるステージをご提供致しました。

ブース全体で、人によって創られ人に寄りそう有機的な存在である「Panasonic×AI」を体現することで、独自性のあるプロモーションを形成し、認知度向上に繋がる機会を創出することができました。

また、Panasonic GREEN IMPACT の取り組みに関連するSustainability展示においては、同社が有する有機的な素材を実装。
“木材に代わる新しい材料”として森林破壊に歯止めをかける効果も期待されている「PALM LOOPボード」と高濃度セルロースファイバー成形材料であるkinariで成形したジョイントで環境配慮型の什器を製作。
今後、サステナブルな展示会の実現に向けて、他の展示会等で再利用できる展示什器の設計・製作を致しました。

CREDIT
プロデューサー 蛭川 加奈子 河田 友輔
プランナー 池成 高正
デザイナー 稲原 章太郎
プロダクトマネジメント 長井 亮太 山中 麻由佳 川口 太希 糸井 真菜花
制作 矢作 貴広、郡司 太
PARTNER CREDIT
撮影 荒井 章(Nacása&Partners Inc.)