CLIENT Gaussy株式会社
PROJECT 国際物流総合展2024
VENUE 東京ビッグサイト

Gaussy株式会社 / Roboware は物流業界において、倉庫運用の自動化をサポートしてくれる倉庫ロボットを販売・ソリューション提供をしている会社です。
はじめてロボットを導入する企業に対し導入から運用さらにその後の拡張まで、常に伴走するパートナーとしての価値を提供している会社として印象付けるべく、国際物流展に出展するにあたってそのデザイン・施工・運営までを担当しました。
倉庫ロボット導入に興味を持ち始めた顧客興味のある新規顧客に 最初の一歩を踏み出してもらうため、
“キャッチー“で入りやすく、“インパクト“がありブランドアイデンティティーに沿って“Robowareらしさ“を空間全体で体現することを心がけました。
訪れた来場者に倉庫ロボットメーカーとしてインパクトとキャッチーさを引き出すために、展示ロボットを実装した際の状態を連想させるようなリアルな物流空間をブース全体で演出しました。
ステージやサイン什器などの造作に対してもオリコンやダンボール、パンチングメタル等の物流倉庫で既視感を感じるような要素を落とし込み、リアルな物流空間に対してGaussyが持つブランドとしてのアイデンティティーを付与させています。
またそれらのデザインにより物流倉庫に訪れたような体験と、製品の実装を想定しながらのコミュニケーションを空間を通して促すようにしました。
各壁面に積まれている段ボールやオリコンは、物流倉庫での情景を伝える意匠意外に、製品の訴求やリーフレットケースとしての機能を持ち、それらが多数のストックにもなることで運営面の機能も向上させるようにしました。
また、ブースの各サインや壁面を構成しているベース素材はマキシマを使い、シートも貼らない素地のまま構成しているため、無駄な工数なく会期後も補完できるようになっています。
また、壁面の陳列で設置してある段ボールは塗装やシートのない白段ボールを使用することで、会期が終わった後もそのまま畳んで回収され、各所サインとして設置してある面はエキスパンドメタルを貼るなど、サイン掲出のカッティングや立体文字以外は全てリサイクル可能な仕様になっています。

CREDIT
プロデューサー 繁田 大輝
デザイナー 谷 一輝
プロダクトマネジメント 岡田 まい