「企業の周年イベントって具体的にどんなことをするの?」
「どうすれば上手く企画アイデアを考えられるの?」
企業の周年イベントについてご興味がある方は、上記のように悩んでいるのではないでしょうか。企業の周年イベントとは、企業の節目を祝うイベントのことで、多くのステークホルダーが関わってきます。
企業の周年イベントを成功させるためには、感謝を伝えるだけでなく、企業らしさを反映した体験を通して、参加者に感動を与え、記憶に残るイベントにすることが大切です。
本記事では、企業の周年イベントを成功させるコツ、企画アイデアなどを解説。成功事例なども解説しているので、これから周年イベントを企画する際のヒントにしてみてください。
Index
■企業における周年イベントとは?

企業における周年イベントとは、企業としての節目を記念するイベントで、創立や設立を祝うことを目的としています。取引先、顧客はもちろん、社員、そして社員の家族など様々なステークホルダーを対象に開催されることが一般的です。
周年イベントの目的の具体例として、以下のような例が挙げられるでしょう。
- 「次の10年、20年、あるいは100年を見据えてビジョンを伝える」
- 「改めて自社の存在意義を見直しパーパスなどに反映する」
- 「ステークホルダーと向き合い、感謝を伝える」
関係者と触れ合える場、関係者に体験してもらう場
周年イベントのもうひとつの側面として、オフラインで開催する場合、実際に顧客や協力企業などの関係者と直に触れ合い、対話し、体験してもらうことが挙げられます。「人は読んだことの10%しか覚えていないが、体験したことの90%は忘れない」とも言われており、オフラインイベントの価値は、現在でも依然として高いのがポイントです。
周年イベントにおいて「どのような体験をしてもらうか」を議論・設計することは、ステークホルダーとの今後の関係性強化やブランディングにつながります。

■周年イベントのターゲット

周年イベントのステークホルダーは、多方面にわたります。周年イベントを通して、各ターゲットにどうなってもらいたいのか、社内で議論を重ねることが重要です。
ここからは周年イベントのターゲットについて、改めて詳しく解説します。
①周年イベントのターゲットはあらゆるステークホルダー
周年イベントのターゲットは広く、イベントの来場者としては、顧客、協力会社、メディア、投資家、地域住民などが挙げられます。また来場者として従業員、従業員の家族が対象となることも少なくありません。
また、イベントを「仕掛ける側=従業員」もイベントというプロセスにおけるステークホルダーといえます。周年イベントを企画する場合、外部だけではなく内部の人間までターゲットにして、内容を考えるとよいでしょう。
②イベントの来場者
イベントの来場者としては、顧客や協力企業、メディア、投資家などが挙げられます。自社のこれまでの歩みや実績を振り返りながら、感謝を伝えることはもちろん、イベントを通してパーパスや目指す未来を伝え、共感を獲得し、自社に対する期待を感じてもらえることが理想的です。 また、上記をメッセージとしてだけではなく、自社の製品やサービスについて「体験」「体感」してもらうことで、より相手の印象に残りやすくなり、商談などのビジネスチャンスにもつながる可能性が高まります。

たとえば博展が手掛けた、野村不動産60周年イベントでは、マンション事業60周年・プラウド20周年を記念して、オーナー様を対象とした感謝祭を実施。『野村不動産と日本の60年史』をプロジェクションマッピングで可視化し、近未来の「会」「楽」「学」「食」「休」をテーマにした体験エリアを設けました。
その結果、ご来場いただいた多くの関係者の方に楽しんでいただけるイベントになりました。
こちらの事例については、後の事例のコーナーで詳細を解説しているので、併せてチェックしてみてください。
③イベントを仕掛ける側
イベントを仕掛ける側としては、従業員が挙げられます。「事業部同士のコミュニケーションに壁がある」「パーパスやミッションが自分事化できていない」「会社と従業員との間に溝やギャップがある」といった悩みを抱える企業は少なくありません。 周年イベントにおいて従業員が一丸となって取り組むことで、パーパスの浸透や相互理解、企業全体の成長につなげられます。たとえば、博展が手掛けたタカラベルモント株式会社では、2018年2月に社内横断プロジェクト「MOVE_T」を実施。100周年事業で、パーパスの理解浸透、社員の満足度向上を図りました。
2021年春に実施した社内アンケートでは、社員の7割が「自分の仕事と結びつけられていない」と回答していましたが、周年イベント後には「仕事と結びつけられていない」という回答は2割ほど改善されています。
タカラベルモント株式会社のイベント事例も、後の事例のコーナーで詳細を解説しているので、併せてチェックしてみてください。
以下のリンクでは、周年イベント、プライベートショーを成功に導くノウハウのホワイトペーパーを無料でダウンロードできます。本記事には載っていない企業の成功事例や、成功するイベントの作り方なども記載しているので、ぜひご参考にしてみてください!


■周年イベントの企画アイデア例10選

周年イベントの企画アイデア例として、以下の10個をピックアップしました。
- 周年パーティー
- トークショー
- 工場見学ツアー
- ゲームイベント
- 招待イベント
- 新商品やサービスの発表会
- ゲストを招待したイベント
- 体験型のワークショップ
- 記念ムービーの発表会
- ブランドのアーカイブ展示会
周年イベントには大規模なものから小規模なものまであるので、一つずつチェックして理解を深めていきましょう。
①周年パーティー
周年パーティーとは、社員や取引先を招待して盛大に行うイベントのことで、ステークホルダーに感謝の意を伝える場です。企業や団体が創設や設立から一定の節目を迎えて、開かれることが多い傾向にあります。 周年パーティーを思い出深いものにするために、テーマに沿った装飾や演出で、特別感を演出するのが大切です。音楽やパフォーマンスなどを組み込んで、華やかな雰囲気を作り出し、ステークホルダーが気分良く参加できるよう努めましょう。
②トークショー
トークショーは、企業の歴史や成功談、今後のビジョンを語るイベントです。自社の業界に関連する著名人や外部ゲストを招いてトークセッションを行うこともあります。
また、トークショーは社員や顧客とのコミュニケーションを深める場としても、おすすめです。新たなビジネスチャンスの獲得や、協業のチャンスにつながることもあるため、周年イベントの1つとして検討してみましょう。
③工場見学ツアー
工場見学ツアーは、工場やオフィスを公開し、企業の裏側を一般に紹介するイベントです。顧客が実際に体験するため、製品やサービスの信頼性を実感し、理解を深めてもらう機会になります。
ただ見て回るだけではなく、思い出を深めてもらうためにも、製造作業の一部を体験できるような内容になっていると理想的です。自社に対する理解度を大きく深めてもらうチャンスになるので、周年イベントの1つとして向いています。
④ゲームイベント
ゲームイベントは、チーム対抗型のゲームやレクリエーションで、参加者同士の交流を促進するイベントです。リラックスした雰囲気の中で頭や体を動かすので、思い出作りの場になります。
参加者同士のコミュニケーションも促しやすいため、ステークホルダー同士の関係性強化が期待できます。ゲームイベントをより盛り上げるために、ゲームに勝ったチームに景品を贈るなど、参加意欲を高める工夫を必ず取り入れましょう。
⑤招待イベント
招待イベントは、重要な顧客やパートナーを招待し、特別な体験を提供する場です。企業からの感謝を直接伝え、関係性強化のための交流の場としてセッティングされます。
専門的な内容の講演や、プレゼンテーションを組み合わせることもあり、その後の商談につながりやすいのもポイントです。特定の顧客や、パートナーとの関係性を深めたい時におすすめなイベントの1つといえます。
⑥新商品やサービスの発表会
周年イベントを活かして、新たな商品やサービスを発表するケースもあります。メディア向けにPRイベントを兼ねて大きな露出を狙い、認知度を高められると理想的です。
また、ブランドの進化や、自社が思い描く未来のビジョンを示す場として活用できるのもポイントです。企業ブランディングの強化、話題性の拡散を狙う場合におすすめなイベントの1つといえます。
⑦ゲストを招待したイベント
自社と関係性のある著名人やインフルエンサーを招いて、企業の注目度を高めるゲストを招待したイベントもおすすめです。ゲストによる講演やパフォーマンスを行い、イベントの魅力を高めると、参加者にとって印象深いものになります。
また、ファンとゲストが直接交流できる機会を提供すると、参加者のエンゲージメントや満足度向上にもつながるのがポイントです。SNSでの拡散なども狙えるので、知名度向上などにも活用できるイベントとなっています。
⑧体験型のワークショップ
企業の商品やサービスを実際に体験できる場を設けるワークショップ形式で、楽しみながら自社ブランドを深く理解してもらうのも1つの手段です。楽しみながら理解してもらうことで、自社ブランドへさらに愛着を持ってもらえる可能性が高まります。
また、顧客や取引先との関係性を強化するために、双方向のコミュニケーションを促進する仕組みを取り入れるのもおすすめです。チームごとの発表や座談会など、コミュニケーションを取りやすい工夫を積極的に取り入れましょう。
⑨記念ムービーの発表会
企業の歴史や成長を振り返る映像を制作し、上映会を開催するのも周年イベントの1つとしておすすめです。映像形式で振り返ること、社員や顧客にとって感慨深い瞬間を共有し、共感を促す効果が生まれます。
また、印象に残る記念ムービーの発表会を実現できれば、各種SNSで発信してもらえることも期待できます。自社の認知度拡大につながるため、周年イベントの1つとして取り入れてみましょう。
⑩ブランドのアーカイブ展示会
企業の過去の製品や資料、写真などを展示し、ブランドの歴史を伝える場を設けるのも1つの案として挙げられます。ブランドのアーカイブ展示会は、来場者が自由に見学できる形式で、企業の歩みを体感してもらえるのがメリットです。
展示物を通じて、自社ブランドの信頼性や長年の実績をアピールできます。よりブランドに愛着を持ってもらい、長期的な取引につながることが期待できます。

■周年イベントにおける課題
周年イベントにおける課題として、よく挙げられるのが以下の2つです。
- 記憶に残らない、手ごたえがない
- どのような企画・コンセプトを立てればよいかわからない
周年イベントの企画を進める際に悩みやすい部分なので、ぜひ参考にしてみてください。
①記憶に残らない、手ごたえがない
周年イベントを開催しても、来場者や従業員の記憶に残らず、開催後の手ごたえを感じられない場合があります。手ごたえを感じられない場合は、そもそもの体験設計とKPI設計に問題があるケースが考えられるでしょう。 また、目的が曖昧なまま企画を進めてしまうと「記憶に残らない、手ごたえがない」という結果に終わってしまいがちです。そもそもなぜ周年イベントを開催するのか、参加者にどのような態度変容をさせたいのか、どのようなKPI設計をするべきなのか、初期の段階で十分に考えておきましょう。
②どのような企画・コンセプトを立てればよいかわからない
上記は周年イベントにおける「結果」の課題ですが、周年イベントのプロセスにおける課題も見逃せません。周年イベントの企画やコンセプト立案がうまくいかないと、結果として参加者の態度変容を促せないまま、記憶に残らない内容になってしまいます。
「どのような企画・コンセプトを立てればよいかわからない」と行き詰まってしまう場合は、早い段階で外部のイベント企画・制作に長けたプロに壁打ちを依頼することがおすすめです。プロに相談することで、自社では生まれなかったアイデアを得られることがあります。
また、周年イベントの方向性や目的も見直せるので、なるべく早い段階で相談して、早期に問題を解決できる体制を構築しましょう。
周年イベントの企画について悩むことがある場合は、株式会社博展に以下のリンクからお問い合わせください。周年イベントを開催する目的、コンセプト、予算設計、チームの構築方法など一気通貫でサポートいたします。

■ココロ揺さぶる周年イベントにする4つのポイント
周年イベントを成功させるために、以下のポイントを意識しましょう。
- 自社の存在意義を改めて見つめなおす
- イベントのターゲットと期待する態度変容を具体的に検討する
- 開催する目的を事前に共有する
- イベント後は効果測定を行う
これから周年イベントの企画を進めるにあたってぜひ参考にしてみてください。
①自社の存在意義を改めて見つめなおす
周年イベントを進めるにあたって、自社の顧客は誰なのか、どのような価値を提供してきたのかを改めて見つめ直すところから始めることが重要です。自社のターゲットや提供できる価値を見誤ったまま企画を進めると、誰にも刺さらない企画内容になってしまうことがあります。
対策として、社内の関係者で議論を重ね、社内外にインタビューを行い、解像度を高めて、ご自身の会社を振り返りましょう。いきなり企画を立てるのではなく、まずは自社の振り返りを丁寧に行いスタートすることで、失敗するリスクを抑えられます。
②イベントのターゲットと期待する態度変容を具体的に検討する
社内、顧客、取引先など、ターゲットごとに適したペルソナやカスタマージャーニーを設計することも大切です。それぞれのペルソナやカスタマージャーニーを明確にすることで、企画はもちろん、企画後のアフターフォローの内容も設計しやすくなります。
参加する年齢層や役職に応じて、ニーズを把握し、満足度を高められるイベントにできるように工夫しましょう。また、ターゲットごとに具体的に、どのような態度変容を期待するのかを言語化できると理想的です。 例えば、以下のように考えてみるとイメージしやすくなります。
【ペルソナ】
・名前:山田香織
・年齢:38歳
・役職:化粧品会社の商品開発部マネージャー
・行動や目的:情報収集をよく行っており、他社の展示会やセミナー、ウェビナーによく参加している
新しい技術やパートナーシップを見つけるきっかけが欲しいと思い、今回の周年イベントに参加
【カスタマージャーニー】
段階 | 行動 |
---|---|
1.認知 | ・イベント案内メールや招待状を受け取る ・興味があり、参加を決意 |
2.当日までの体験 | ・イベントのティザー動画(予告編)や メールでの案内などによって、イベントへの期待感が高まる ・一緒に参加するメンバーをつのる |
3.当日の体験 | ・歴史展示や体験ブースを見学 ・新製品のデモンストレーションを体験 ・座談会やセミナーを聴く ・企業の思い、目的に強い共感を示す |
4.当日の行動 | ・自社の関係者と交流 ・新しい人脈を築く ・名刺交換などを行う |
5.当日の振り返り・共有 | ・社内でイベントの感想を共有 ・興味を持った製品やサービスの資料を確認 ・社内の担当者に相談 |
6.その後のアクション | ・導入を検討 ・名刺交換した自社担当者に連絡してくる |
まずはシンプルな形で問題ないので、イベントのターゲットと期待する態度変容について上記のように書き出してみると良いでしょう。
③開催する目的を事前に共有する
社内外に対し、周年イベントの目的や意義を明確に伝えることを優先的に行いましょう。企業の目標やメッセージを一致させ、ブランディング効果を最大化できると理想的です。
特に社外だけではなく、社内の人間にも開催目的を周知するのがポイントです。事前に開催目的を周知しておくことで、意識共有はもちろん、モチベーションの向上にもつながります。スタッフや関係者間で目的を共有し、統一感のあるイベント運営を目指しましょう。
④イベント後は効果測定を行う
参加者の満足度や、反応をアンケートやSNSの反響で確認することも大切です。売上やPR効果など、具体的な成果をデータで測定することで、他のイベントや施策の参考にできます。
参加者や関係者から得られるデータには、自社の方向性を見直すヒントが詰まっています。データをもとに課題を振り返り、改善策を講じて、より良い企業活動を実現しましょう。
「どのように周年イベントのKPI設定を行えばいいのか分からない」「周年イベントの投資対効果を把握したい」と考えているのであれば、以下の資料が参考になります。無料でダウンロードが可能なので、ぜひ以下のリンクからアクセスしてみてください。


■周年イベントの成功事例3選
弊社、株式会社博展がサポートした周年イベントの事例として、以下3つをご紹介します。
- マツダ株式会社
- 野村不動産株式会社
- タカラベルモント株式会社
実際にどのような周年イベントになったのか、どういったポイントにこだわったのか1つずつ見ていきましょう。
①マツダ株式会社様

1920年に創立され、世界的な自動車メーカーであるマツダの歴史、技術を一覧できる博物館「マツダミュージアム」。創立100周年にあわせて大々的なリニューアルが行われ、2022年5月にOPENしました。
マツダ様と博展のプロジェクトチームは、過去100年の歴史、そして次の100年に向けたマツダの想いや活動を、ストーリー性を持って多くの人に感じていただくため、歴史の蓄積やその重みと向き合いながらミュージアム内の「体験」をデザインしていきました。
展示空間は「歴史」「技術」「未来」の要素を織り交ぜた4つのエリアで構成され、マツダのさまざまな側面を体感できるような施設を設計。結果、ファンや地域の方々が多く来場し、新しいミュージアムの体験後、高い評価を獲得しています。
②野村不動産株式会社様

株式会社博展は、国内を代表する不動産会社である、野村不動産株式会社のマンション事業60周年・プラウド20周年を祝う周年イベントをサポートしました。テーマとして、お客様へのこれまでの感謝を込めて「あなたの明るく豊かな未来の時間」を体感していただける施設を手がけることになりました。
近未来の「会」「楽」「学」「食」「休」をテーマにした「未来のくらし体験エリア」や、サステナブルな体験やトークショーといった施設やイベントなどを企画しました。
博展は、イベント空間全体のアートディレクション・環境デザインを行い、動く家具などのエンジニアリングまで手掛け、多くの来場者の方にご満足いただけました。
③タカラベルモント株式会社様

理美容機器を扱うタカラベルモント様のプライベートイベント「TWBC」。
会場をタカラベルモント様が理想とする近未来惑星”TAKARA PLANET”とし、未来のサロンアイディアが詰まったエキシビション、ヘアステージ、セミナー、コンテストなど、多くのコンテンツを用意。来場者ひとりひとりに期待感を持たせ、未来に向けたアクションにつながるイベントの開催に成功しました。

■周年イベントに関するよくある質問3選
周年イベントに関するよくある質問として、以下が主に挙げられます。
- 周年プロジェクトの動き出しはいつごろから始めるべき?
- 周年イベントの予算はどのように試算すべき?
- 周年イベントを企画・運営できる自信がない場合はどうすればいい?
周年イベントの企画を考える際に悩みやすいポイントなので、それぞれチェックしていきましょう。
①周年プロジェクトの動き出しはいつごろから始めるべき?
一般的に、1年~1年半前あたりから準備を始めるのが理想的です。会場の手配や出演者のブッキング、広報計画などに十分な時間が必要となるため、余裕を持ってスケジューリングを行いましょう。
特に大規模なイベントの場合は、さらに余裕を持ったスケジューリングが推奨されます。周年イベントは、基本的に短期目線で動かすものではないことをあらかじめ理解しておきましょう。
②周年イベントの予算はどのように試算すべき?
イベントの規模や目的に応じて、項目ごとに細かく設定するのが大切です。会場費、演出費、プロモーション費など主要な費用を見積もり、まとめていきましょう。
また、予算オーバーを防ぐため、予備費を含めた計画を立てることが重要です。予算全体の10~20%程度を予備費として設定しておき、万が一の場合に備えられると安心です。
③周年イベントを企画・運営できる自信がない場合はどうすればいい?
周年イベントを企画・運営できる自信がない場合は、周年イベントのサポートに長けた会社に依頼するのがおすすめです。外部パートナーとの壁打ちを行うことで、周年イベントの企画で煮詰まり、失敗するリスクを抑えられます。
分からない部分があれば、積極的に外部パートナーを頼って解決すると、スムーズな計画の進行が可能です。少しでも、周年イベントにおいて不安を感じているのであれば、早い段階でプロに相談して解決を図りましょう。 もし、周年イベントの企画について悩むことがある場合は、以下のリンクから株式会社博展にお問い合わせください。周年イベントを開催する目的、コンセプト、予算設計など一気通貫でサポートいたします。

■まとめ
周年イベントを初めて企画する際、いろいろと悩むこともあるでしょう。本記事で紹介した周年イベントを成功させるポイントや成功事例を読み込んでおくと、イベントの立案において失敗しにくくなります。
これから周年イベントを開催したいとお考えなのであれば、本記事を読んだうえで、企画をスタートしていただけますと幸いです。
以下のリンクでは、周年イベント、プライベートショーを成功に導くノウハウのホワイトペーパーを無料でダウンロードできます。本記事には載っていない企業の成功事例や、成功のためのノウハウなども記載しているので、ぜひご参考にしてみてください。
