日本の食文化である「抹茶」をテーマに移動型ファニチャーを展開
“これからの体験をデザインする” 博展内のクリエイティブコレクティブ「Experiential Design Lab」は、2024年10月27日(日)までオランダのアイントホーフェンで開催中の世界最大級のデザインイベント「Dutch Design Week 2024」に出展しております。
https://ddw.nl/en/programme/12204/matcha
既存の価値を再編集し、新たな体験を創造する
「Experiential Design Lab」は、既存の価値を問い直し、新たな視点で再編集することにより、新しい体験をデザインするクリエイティブコレクティブです。
持続可能な社会のコミュニケーション手法を探求し、忘れ去られた物語や価値を再発見・再創造することを目指しています。
今回は、日本の伝統的な食文化である「抹茶」をテーマに、移動型ファニチャー「Air’s Furniture」をメインに出展いたします。
出展内容
MATCHA through Air’s Furniture
「Air’s Furniture」は、空気のように軽やかに持ち運べる、持続可能な体験型空間装置です。現地にあるものや簡単に運べるものを再編集し、新しいコミュニケーションスペースの可能性を探ることを目的としています。
本プロジェクトにおいて、「Experiential Design Lab」は、京都・宇治で江戸時代から自社の茶園を持ち、現在でも茶の栽培から石臼での挽き上げまで一貫して抹茶を製造、自社ブランドのカフェも展開している老舗製茶問屋「山政小山園」と協力 して実施しています。
茶の木の栽培から抹茶の挽き上げ、「farm to table」ともいえるその栽培・製造・提供プロセスのリサーチを実施し、抹茶の「飲み物」としての価値や土地との結びつきを再考するプロジェクトになっています。
Air’s Furnitureでは、2つのテーマで体験を届けています。
体験
1.「Culture to Table」
文化体験としてではなく、食体験として、様々な視点で抹茶を紐解いていくデザインプロセス。
2. 「Farm to Table」
京都宇治の茶畑から、世界の食卓まで茶箱で届ける体験のデザイン。
どちらも、日本の抹茶を通じて、世界中の人々に新たな体験を提供します。
展示では、小山園が代々受け継いできた杉材の茶箱をモチーフに、世界のどこへでも運べるトランクのようにデザインしました。
出展概要
Dutch Design Week 2024 「MATCHA through Air’s Furniture」
開催日時:2024年10月19日(土)‐27日(日)
出展場所:Sectie-C area
https://ddw.nl/en/programme/12204/matcha
<共創パートナー>
株式会社 山政小山園 について
1861年創業。江戸初期より京都・宇治の地で茶の栽培を始め、幕末に製茶問屋として初代政次郎茶の販売を開始。それ以降、茶の栽培から抹茶の製造まで一貫した製品作りに努め、各種抹茶に特化した優良品種の開発にも成功しています。茶道各御家元に18の茶銘(抹茶)を賜り、全国1000を超える茶小売店や茶道具店をはじめ、百貨店、国内外商社に、抹茶や玉露・煎茶を中心とした高級茶の製造卸を行う、京都・宇治の製茶問屋です。
株式会社 博展について
代表者:代表取締役 会長執行役員 CEO/田口 徳久、代表取締役 社長執行役員 COO/原田 淳
所在地:〒104-0031 東京都中央区京橋三丁目1番1号 東京スクエアガーデン20F
設立:1970年3月
事業内容:体験価値の創造を通じて、企業・団体のコミュニケーションをデザインしています。
<公式サイト>
コーポレートサイト:https://www.hakuten.co.jp
これからの“体験”を考えるwebマガジン「THINK EXPERIENCE(TEX)」:https://www.hakuten.co.jp/tex
Experiential Design Lab:https://lab.hakuten.co.jp/works
▼お問い合わせ先について
株式会社 博展
E‐Mail:info-marketing@hakuten.co.jp